薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

2018.01.26-Lesen

 

イデアの影

イデアの影


 村上春樹森博嗣を1日に読むとは至福。

   

2018.01.15

 眠る前に腕を刃物で切り刻んでからリスペリドン水液を5回分一気に飲んだ。むかし処方されていたリスパダール水液は苦かったけれど、ジェネリックであるところのこれは甘い。何が悲しかったとかショックだったとかではなくて、定期的にこういうことをしないとやっていけない、もうしんどいのだ。少なくとも今は。冬は長袖を着ていても変ではない季節。
 起きたときに多量に飲んだ薬がからだのなかで、毒物! 毒物! という感じを孕んでいて、水分を大量に摂る。何をやっているのだろう。

Kino

 塚口サンサン劇場に行ってきました。
 ちなみにCさんと一緒に自転車で出掛けましたが、「映画は独りで観たい」と勝手に希望して遠く離れた座席を指定席で購入しました。

ゴジラ』(1954)デジタルリマスター版

 旧い映画独特の分かり易さとテンポがあって面白かったです。モノクロなところも、なんというか、色彩という余計な情報を見取らなくて良くてすっきり。特撮のゴジラは如何にも特撮で可愛いし、最後の博士は格好良かった。
 観終わって一緒に行ったCさんに「軽い感じで面白かったね!」と云ったら、Cさんは重々しさを感じてショックを受けていたことが後で発覚しました。モノクロ映画ってだけでびびってしまうらしく、しょうがないね!

 水爆についての言及が何度かありましたが、というより世界が凶悪兵器を手にしたら、というのが強いテーマだったと思いますが、「やっと長崎の水爆を逃れてきた」女性や、「やーまた疎開か、この前疎開したばかりなのに」という科白があって、戦後すぐなんだな、という感じがしみじみしました。
 しかし旧い映画は混み入った(凝った)動きが少なくて軽快ですね。
 終わったあとは場内が拍手に溢れました。色々、良かったです。

 

キングコング対ゴジラ

 『ゴジラ』でショックを受けたCさんは『キングコング対ゴジラ』へ。私は、「ゴリラー……別に観たく無いー……」とあてが外れてしょんぼり。キングギドラだと勘違いしていたのですよね。
 というわけで私はこちらは観ませんでした。Cさんは「キングコングがウホウホ云っててすごいエンタメだった」と終わったあとご機嫌でした。こちらも終わると拍手が起こったそうです。終演後、拍手が溢れる映画館って良いですよね。

 

   

彼女がその名を知らない鳥たち

 

 というわけで、Cさんがキングコングを観ているあいだ、R15の蒼井優主演映画の方に入った私でした。
 えっと……吃驚しました。原作を読んでいないのですが、冒頭から極関西弁でいちゃもんを付けている蒼井優にびびったし、阿部サダヲが「これは俳優さんなのか?」と思うほどなんつうか、ばっちい。ばっちいよう。
 うん……凄い話でした。色々全員凄いあかん感じなんですけど、ちゃんと終わってよかった。駄目女とゲスい男と厭味ったらしい男と最低な過去の男がちゃんと終わってよかった……(本当に安堵している様子)
 至極至極関西弁で、神戸あたりが舞台らしく、西宮警察も出てくるのですが、つまり悪どく印象の悪い感じの関西弁で、ひえーと思っていたのですが、いや、私が映画を観ているここは尼崎や、アマやで、この場所だってこんな関西弁が飛び交う場所やで、と思うとなんだか身に沁みました。

「濃かった……」と呆然としながら劇場を出てきた私を待っていたCさんは「濃い映画ばっかり観ている湯さんがそんなかおするってどんなんだ」と呆気に取られていました。……私は濃い映画はよく観るけどばっちい映画はあまり観ていなかったんですよ……。蒼井優は少女女優から、女優になったなあと思いました。R15ですがエロシーンがどうこういうよりもう全体的に濃かったです。

 

 勿論(?)こちらは終演後の拍手も無く、明かりが点くと、映画好きサブカル女子大生感のある女の子がふたりと、映画好きなのか分からないおじいさんなどがよいこらしょと立ち上がったりしていました。


 映画館で貰ったマクドナルドのクーポンを使って、塚口駅北側のマクドナルドでハンバーガを食べて帰宅しました。
 また行きたいな、と思ったけれど、またCさんと行ったとしたら、また別々の遠く離れた席に座ると思います、笑。映画は独りで観たい。


    

healthy&wording

 青い光を見て死にたいだのチェルノブイリに入りたいだの云っていたら、ちゃっかり夜中に鬱を拗らせて薬を大量に飲んで、翌朝居間で倒れているのを家人に発見され、そして夕刻まで夢もみずに寝ていました。年始早々何をしているんだ……Cさんごめん……(でもCさん慣れてる感ある……)*1

 Cさんも私も、お正月休みはコードを打ってwebを作ったり電子書籍を作ったりして過ごす予定です。ナードでハード。ナードだからスライスチーズだけを食べたい。ナードだから二次元のものしか食べないの。

 マイクロサーフス


 wordpressを戯れにいじっているのですが、通常のHTML書類を書いた方がずっと早いし楽しいよなあ、と思っています。
 一旦wordpressで押さえてから、似ているデザインを自分のエディタで作り直すか……

 あ、でも見てくださいこのweb。(っていうオチ)

 20180104101843
 △Click!!!!


 しかし教本買っちゃったんです。マメジだから。少しはいじり倒すしかありません。
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*1:本当にCさんは私が不穏になっても声が出なくなっても奇行をとってもぶっ倒れていても昏睡し続けていても、いつものことだという感じがあって、もしもそのまま意識が戻らず私が死んだら、同居しているCさんは世間から責任を問われるのではないかと他人事ながら(いや自分のことですが)心配です。本当に悪いことしてる。

Čerenkov radiation

終末より永遠をおそれる君に青く聖別のチェレンコフ光(松野志保)

              『率 Free Paper COLLECTION 2012-2014』より

 
チェレンコフ光って、いいね」
 と、偶然この短歌を見せた私に家人Cさんが云い、「チェレンコフ光って何?」と私は訊いて暫く問答したあと、「私チェルノブイリに行きたい。禁止区域だって入れるんでしょう。光を見て死にたい」
 と、云うと、Cさんは、「俺はまだ死にたくないし。おゆらが死ぬのも厭だし」と云った。
 悪いことを云ったと思った。気持ちは変えられないのだけれど。象の足だの何だの知っているくせに淡々と(見える)ように過ごしているCさんは謎だ。


 死にたい、なんて、悪いことを云ったと思って、打ち拉がれて、早寝する(私より5時間は早い)Cさんの横で、もう寝ようとしている。
 何故青いのだろう。何故青は私にとってこんなにも美しいのだろう。

 懐かしい防人の歌のメロディに合わせ 父の死をうたいながら
 私はチェルノブイリのゲートを越えてゆきます。
 5日後にオープンするはずだった遊園地で遊ぶ子どもたちが笑っています。泣いています。思い思いの顔をしています。彼らの目線の方向を辿るとあの日の様子が、まるで体験したことのように、瞼に焼き付きました。

(そにっくなーす)

 H29.3.11「ことばが死ななかったよる」/そにっくなーす - YouTube


 今日は本棚をぶらついていて、短歌誌を偶然手に取っただけなのだが、それはそうと、私は『率』は好きだ。新刊が読みたい。


 




 2018年「おうちに帰りたい読書」の2冊目はこの本。

 

自殺 (文春文庫)

自殺 (文春文庫)