薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

2016.04.14

 小さい頃夢中で読んだ本を改めて開いたら、やはり夢中でときが過ぎていった。。

星ふる夜は さまよい歩かん、
胸おどらせて 気のむくままに。
まばゆき真昼の  光はうせて、
星明かりの なんとやさしき。
しのび歩く よりそう影は、
森の精と 見まごうごとく。
夜のしじまが織りなす歌は、
ふたりによせる あまき調べ。
声高くうたうも 耳そばたてる人もなく、
よろこびに声あげても まゆひそむ人もなし。
星ふる夜は さまよい歩かん、
胸おどらせて 気のむくままに。

この輝かしい日々 (講談社 青い鳥文庫―大草原の小さな家シリーズ 7)


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 九州で大型の地震。心がさわさわする。