小さい頃夢中で読んだ本を改めて開いたら、やはり夢中でときが過ぎていった。。
星ふる夜は さまよい歩かん、
胸おどらせて 気のむくままに。
まばゆき真昼の 光はうせて、
星明かりの なんとやさしき。
しのび歩く よりそう影は、
森の精と 見まごうごとく。
夜のしじまが織りなす歌は、
ふたりによせる あまき調べ。
声高くうたうも 耳そばたてる人もなく、
よろこびに声あげても まゆひそむ人もなし。
星ふる夜は さまよい歩かん、
胸おどらせて 気のむくままに。
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九州で大型の地震。心がさわさわする。