Kとは事務的所用以外は関わりを持たないでください。
というのが、私がいちばん冷静になろうとして終えようとした言葉だった。
事務連絡だけね。
Cは同意し、続けた。
例えば小説の下読みとか。
私の頭のなかの糸が切れた。てめえら新人賞マニアワナビの馴れ合いをまだ続けて良いと思ってんの?
もう駄目だ。
縁を切ってください。一切関わりを持たないでください。今後全く一切の関わりを持たないでください。縁を切ってください。
機械地味た口調で壊れたように繰り返す。
こんな発言をするのは屈辱でしかない。
これで終わったのかな。不躾な馬鹿女に出遭ったという話については。
屈辱の連続だった。
「私から奪わないで」そう発言することは私にとって、いつも屈辱でしかない。
今も許していない。許さないということは哀れな奴だと思うということだ。可愛くないうえにあたま悪いんだね、かわいそ。Kにとってというより、私自身の醜聞だ、と分かっている。私が呪い続けるのも私がみっともないのだ、と分かっている。恥ずかしい。みっともなくてださい。私が悪い。