薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

Entries from 2014-09-01 to 1 month

梅田阿比『クジラの子らは砂上に歌う(1)』

たぶん結構前に秋山真琴さん id:sinden がtweetしていらっしゃって購入したものだと思います。漫画なので昨日と同じく、Kindle Cloud Readerで読みました。iMacで読むので細かく綺麗な絵や登場人物の表情がよく見えて良いです。お話は……これから始まり、とい…

鶴田謙二『冒険エレキテ島(1)』

鶴田謙二先生の描く飛行機乗りで船乗りの女の子は、本当に瑞々しくて眩しい。勇敢なのにきっちり可愛い「みくら」が、幻の「エレキテ島」を探す冒険物語。“冒険”という言葉に縁が薄い自分でもとても楽しかったです。2巻がKindle化されたらまた購入しましょう…

牟礼鯨『破瓜祭』

売春宿の名前が「花と悲しみ」であると記述されている部分が好きです。 「花と悲しみ」という曰くありげな名前の売春宿は……(後略)

1984vs若人連歌

第二回文学フリマ大阪、ありがとうございました&お疲れさまでした。自分の反省も会場の話も棚上げにして、打ち上げにて杯を交わしながら作った(一部酔いどれ)連歌の記録をupします。 1984生卓で連歌が始まり、じゃんけんで負けた牟礼鯨氏から。鯨さんが書…

第二回文学フリマ大阪に参加します。

9月14日(日)に、大阪なかもずで開催される「文学フリマ大阪」に【白昼社】という名前で出店します。ブースNo.はA-27です。隣りのブース【おとそ大学パブリッシング】と並んでいます。 文学フリマは最近、webカタログという素敵なものを設置されたので、こ…

tsuki / monato

仲秋の名月ということで台灣は祝日でした。家人Cさんはお仕事が休みでしたが、しかし仕事があるとのことで会社にゆきました。ままならないものです。しかし満月の為に祝日になるなんて素敵な國です。 月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 (詠み…

山本直樹『レッド(8)』

読みながら、前に得ている知識を元に、次はこのひとが死ぬ、次はこのひとが殴られ続けた挙げ句に死ぬ、と思うととてもつらかった。夜中に読んで、そのあと家のなかの暗い場所に行くのが怖くなったほどに。それは幽霊が怖いなどの意味とは違って、人間には闇…