薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

2021.01.27-dentist's

 

 友人が一緒に暮らしていた文鳥が亡くなって、その花を持っていくわけではないのだが花を買った。友人は本当に悲しみながらも、午前中は仕事に行ったとのことで偉いと思う。午後は入院していた文鳥さんを受け取りにいって、霊園の手配をするらしい。

 花を買ったのは尼崎で、つまり尼崎で歯科治療を受けに行っていた。今回で問題のある歯は無くなって、次は半年くらい先に定期検診にゆけば良いらしい。私は自分の歯に関してはノイローゼ気味なので、何処も彼処も虫歯があって、いつまでもいつまでも治して貰わないといけない気持ちなのだが、違うらしい。若干不安だけれど、「これで終わり」ということはまあ、嬉しくもある。たぶん。不安だけど。歯のことが大嫌いで、苛々してばかりだ。矯正治療も、親知らずの抜歯も、神経が死んで以後紆余曲折を経た前歯も、床にあたまから倒れて折れた歯も、台湾の何を云っているのか皆目解らない21世紀歯医者で治療したことも、全部嫌いだ。(21世紀歯科という、そういう名前の歯科だったのだ)しかし今の主治医の先生は、痛くしないし、励ましてくれるし、かっこいいし、福山雅治に見えるし(いやそうか?)優しいので優しいところがまったかっこいいので、悩みが少し軽い。

 歯科を済ませ郵便局を済ませ、讃岐うどんの「はるしん」まで歩いていったら水曜定休日だった。疲れたので駅前のモスバーガーに入ってしまったが、よく考えたらエキナカにはそば・うどん屋がある。しくったなあ。

 家人Cさんも同じく尼崎駅前の病院に来ていて、彼は血液検査だった。様子見らしい。食事内容が反映されるので、ときどき食事を作る私としても気をつけたい。良い数値になって欲しい。だいいち薬とアルコールをふんだんにふんだんに摂取している私よりも、彼の方が悪い数値が出ているなんて不合理な話だと思う。