尼崎市の診療所で、新型コロナウィルスのワクチン接種(2回中の1回目)に行ってきました。
「お手伝いのおばさん」のひとが、私の名前を見て、
「あら、こういう女優さんか歌手のひといるわよね、いずみ……いずみ……」
「高田みづえですか?」
「何よお知ってるじゃないの!」
と、私は出オチというものを知らないのですが、たぶんこれは最初に受付に行った瞬間に色々とオチがつき、診療所の2階で予防接種して貰って、再度地上階に戻ると、そのお手伝いの方に、
「みづえちゃん! みづえちゃん! じゃなかった、いずみちゃん!」
と手招きされ、
手続きを終えたら、
「じゃあまた来てね、いずみちゃん!」
と親しく送り出して貰いました。
接種する前に、(そう云えばどの会社のワクチンか訊いた方がいいんだよな?)と思い返し、
「あの、モデルナ……ですか? ……アストラゼネカですか?」
と訊いたら、
「ファイザーですよ」
と云われました。ファイザーという単語が頭から抜けていました。
帰宅して腕が痛いなあという気はしていましたが、足首が捻れて横転して左肘に酷い負傷をしたので、左肘からここまでは転んだときの痛み、それから肩までは、予防接種の痛み、と泣き別れしてしまいました。肘の方が禍々しい色合いの大きな痣が出来て、ダメーヂとしては酷かったです。
私はみづえちゃんではありません。