薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

2018.02.03-Lesen

『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ(ハヤカワ文庫 / kindle


 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

学が発達して、効率もいい。古い病気に新しい治療法が見つかる。すばらしい。でも、無慈悲で、残酷な世界でもある。そこにこの少女がいた。目を固く閉じて、胸に古い世界をしっかり抱きかかえている。心の中では消えつつある世界だとわかっているのに、それを抱き締めて、離さないで、離さないでと懇願している。わたしはそれを見たのです。

 夜中に本を読みながら寒天を煮詰めて冷ました。食用色素が可愛い。

Februar

 暑いし寒いし熱いし寝込んでいるし、「自律神経失調症じゃん?」と云われ、それは昼夜がごちゃごちゃな時点でわりと失調しているんですけど寒いよう熱いよう。汗ばむ。
 と思ったら熱を出していました。風邪か。
 数えられないのですがこの冬5度目くらいの発熱。よわっ。

 2月ですね。暦のうえではフェビュラリィ。
     

cold!

daily

 起き上がれない小法師。横臥。寒い。暑い。熱い。

 冬の嫌いなところがあって、それは寒いことではなく、防寒の策を立てた際に身体が若干ぬくくなり、少し汗ばみ、寒い世界で暖かい服のなかで汗が籠って気持ちわるい。家人はぬくぬくとした格好を好み、今の家には無いけれど炬燵が好きで、帰宅すると暖房を入れていない私に開口一番「暖房入れて良い?」と云う、私の「冬のちょっと汗ばむのが大嫌い」という発言を全く解さないらしいので、つまり私が防寒が下手なのだと思います。

『ゆきずりエマノン梶尾真治(徳間文庫 / kindle


 ゆきずりエマノン (徳間文庫)


      

Mr.Gray

daily

 巷で流行りの確定申告なるものをせむとなり。というわけでExcelを触っていたら8時間経っていて変なテンションになり、眠って起きてきた真っ当な会社員の家人に「どーんどーんどんどどんどどーん♪」と歌って心配され、そして、寝ました。
 初めての手続きで不安でいっぱいで、本当に確定申告が達せられるのだろうか。本当に心配です。明け透けに云って収入が全然多くないので税金を納める結果にはならないのですが、申告書の提出までが心配です。収入が多ければ税理士さんを雇うのにね。税理士さんを雇う為に収入が多くなるのって本末転倒ですよね。某コジマケンさんが、「確定申告日は税務署も混んでいるけれど1日遅れて行ったら空いていた。よかった」みたいなことをtweetされていたので、大物は違うな、かっこいい……と惚れました。