薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

訣別すること

 面白くないことと決別する。心底感じ入れないものと相容れずにいる。義理人情で揺るがない。自分のプライドの高さによって、自分のプライドの高さを曝け出せない自分になってしまうことになり、結局自分の首を締めるようなことになることを止める。少しでも蟠りを感じていることを、見て見ぬふりをして実行しない。そのためにはどんなに苦しい言葉を吐いても、それは自分の責任だから、はっきりとしっかりと話す。結論を下す。

 わたしの傍にはCさんというひとがいて、わたしが迷ったり愚図ったりじぐじぐしたりしているあいだに、ずっと話を聴いてくれている。幸運なことである。身の回りを整える。良い年になってきたわけだし、整理整頓なんてことにも手を出そう。