薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

Entries from 2016-11-01 to 1 day

真白は「スーパーやコンビニのひとが私なんかの為に買った物を袋に入れてくれることの優しさで胸がぎゅーっとなって怖い」と云う。優しくされることが怖いのはよく解るし、一瞬即物的な喩えのように感じたけれど、夜になったりときどき考えたりすることで、…

そう云えば、『リップヴァンウィンクルの花嫁』のなかで、真白は優しさや幸せがおおきくなると怖くなるのでお金に換えてしまうAV女優という役柄で、それはYEN TOWNの少女あげはの心に似ていたし、万札の束を重ねる綾野剛演ずるアムロ氏の姿に『スワロウテイ…

やさしくされなかったからといってひとにやさしくしない自分は屑だし、優しく接する相手とそうしない相手の2種類を作ってしまうことも屑だ。屑でいることも優しく出来ないことも悲しい。ゆえに、怒りに任せて悲しくなっている。 やさしくしないことは、かわ…