薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

風の由良三郎

20111017

 おそがい夢をいっぱいみた後、15時頃起き上がって活動開始。風邪治ったっぴ、という自己暗示をかけました。でも色々とやっぱり風邪じみているので、PL(総合感冒薬)をのみました。PLは粉薬です。不味いことこの上ないです。かおをひん曲げてのみます。わたしの口に入ることを許されている粉薬はポポンSだけなのに、でっかい態度して侵入するんじゃありませんことよ。ポポンSって薬というよりも栄養補助ナントカかも知れない。ちなみに森博嗣作品に「ポポンS?」という科白があってだな、ぶつぶつ……。

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 しょっきんなこととして、Cさんが「風邪で寝込んでいる」わたしを、「ユラは今、寝てる」とお客さんに説明したことが哀しかったです。風邪で床に臥しているのと、お客さまを無視して寝ている、ではまるっきり違うではないか。ぷんすか。

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 そんなCさんは最近語学の勉強をしているのですが、あまりにコツコツタイプ過ぎてわたしはちょっと引いています。あまりに脅威の姿勢でいるので、彼のブログから転載しますよ。

一日100個覚えれば10日でインプットできます。
で、一日333個ずつ復習していけば
3日で1セット、21日で7セット復習できます。

これで、1ヶ月で1000個の例文と共に
一通りの文法が身につくだろうという算段です。

 ……おかしくね? おかしいわーこのひと。変人の最果てだ、と思ってしまうけれども、こうやってCさんは大学受験も院試も乗り越えてきたのかしらね。そしてコツコツ勉強することがついぞ無かったわたしは、志望大学をコロッと変えてしまったのですね。勤勉であれ、というような。そんな教訓?

 CさんはCさんの実家のお母さんに「ユラちゃんの学校は、英語に厳しくて、間違えたら首吊りだ」と教えていました。いや首は吊らないよ……。カースト制度の如く、成績別にクラス分けされていて、成績が悪いと下のランクのクラスに異動、という制度でした。首吊りよりもちょっと怖いですよね。

 キモチワルイと思われるかも知れませんが、Cさんもわたしもたぶん、勉強が好きです。やり方はお互い全然違うけれども。わたしもちょびーっとは参考書チラ見したりしよう。時々外国語で話しかけてくるCさんをやり過ごすために!

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 実家の母が日中・中日辞典を送ってくれました。お野菜や果物なども一緒に入っていて、酸っぱそうなものを取り敢えずひとりで食べました。Cさんはたぶん、すっぱーいやつは好きじゃないと思うから。ああ、このタイミングで“中日”辞典とか書くと誤解したひとがいっぱいアクセスして下さる気がするわ。悪気はないの。
「英和中辞典」というものが実家にありましてだな。英語と日本語と中国語の辞典だとてっきりこっきり思い込んでいたら、英和辞典の中サイズだったということがありました。せかい、油断ならぬ。

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 Cさんが薩摩芋をあまり好きでないということが判明しました。その理由として「戦時中じゃあるまいしなんで芋?」と云い放ちました。こらっ! んなこと云うなっ!! 色んな方面に色々と失礼ですよ。わたしは薩摩芋も栗も南瓜も好きです。芋栗南瓜とざっくり括られるとちょっと遺憾に思いはすれども。