山本清風『イムルダイ宣言』

イムルダイ宣言 【エッセンシャル版】 (名刺電庫-001)

　西成区のことを変に持ち上げるひと、という印象の山本清風氏であり、せいふうと云えば津田青楓であると思っていたが、今日から山本清風も仲間入りである。この本は、何と云っても２文字言葉がキモチ悪くてキモチイイ。イイ。ぶん。自室に、ひとり。このぶった切られた２、３文字のあとに冷静に添えられた句点、ピリオド。キモチイイ。充分じゃないか。然しあとがきと広告欄が長くて驚いた。その幕間にて山本清風氏が元は音楽を志していらっしゃったことなど、など、など、色々知れる。ほど、長い。

露骨。前戯なし。いきなり内蔵。

　正直なところ、blogよりも小説の文章の方が好きでした。そういうときって、blogを読んで本を買わなかったら損な話である。筆者も読者も。

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　とか云いながら、一応リンク。
　山本清風のリハビログ