斜線さんとお題のキーワードを交換して掌編を書く企画をしています。昨年から始まってまだ1回分しか交換していないのですが、web頁を公開しました。
最初に収録したのは斜線さんの掌編「繭に待ち針」です。
繭、というものは私にとっては畏怖のようなものがあって、恐らくあまり目にしないで育った子ども時代の為だと思うのですが、蚕の絹の繭を写真で見たくらいしか思い浮かべることが出来ず、本当の繭というものを見たことがないようで、どきどきしました。「繭」という漢字ひと文字にもちょっとどきどきします。ですので、私は楽しく読みました。最終的にどうなったかが秀逸。掌編がお好きでしたら、是非ご一読下さい。泉由良自身は斜線さんからのお題で「針」と「夜行性」を含んだ掌編を書きました。近々upしますので、お待ちになって下さいませ。