薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

69回めの8月6日

カルビーの ポテトチップス 原爆忌」中田美子

「おそらくは 今も宇宙を走りゆく 二つの光 水ヲクダサイ」岩井謙一

     ある種のタイムマシン-www.さとなお.comより

 近年は毎年この俳句と短歌を思い出す。広島は、雨。






 



 



 「あやまちはくりかえしませぬから」の石碑を、過ちを犯したのはアメリカ人なのに日本人STOP自虐歴史観! という記述を先日見掛けたのですが、アメリカ人も日本人も人間がみんなで空に祈っている光景を想うものではないのだろうか、と考えていたのでびっくりしました。ほんと、今になっても国籍如きで(他の国のひとにとっては宗教的背景があったりする大切な線引きかも知れないけれど、単なる人間を叩くのが好きなだけの日本人の分際で)簡単に他人の上に立つことは恐ろしい。こう、自分が強者だと思わないと立っていられないのかな、と想像。哀しい。