山本直樹『レッド(8)』

　読みながら、前に得ている知識を元に、次はこのひとが死ぬ、次はこのひとが殴られ続けた挙げ句に死ぬ、と思うととてもつらかった。夜中に読んで、そのあと家のなかの暗い場所に行くのが怖くなったほどに。それは幽霊が怖いなどの意味とは違って、人間には闇があるということの恐ろしさ。それでもこの本の惨劇は9巻に続く……。（iTunesStoreで買って読みました）