薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

「飾り凧の巻」

 謹賀新年。

 幸先の良いことに牟礼鯨さんが関西に来ているとのことで、大阪の551で貰ったという飾り凧を持ってきてくれる運びになり、にゃんしーさんと3人でJR尼崎駅の近くのカフェで夕食を共にしたあと、連句をして遊んだ。佳いお正月である。ただ、この3名は常識っぽいような何らかに欠けているのか、「明けましておめでとう」と誰も云わなかったな、と気付いた。好ましいよね。発句の季語はきちんと新年から始まって、俳人の鯨さんに教わりまくりながら22時まで非懐紙式連句を巻けて楽しかったです。(「非懐紙式連句を巻く」は全く知らない言葉でしたが俳人より教わりました)宿がまだ決まっていないとのことでしたが、拙宅はまだ引っ越しの混沌に満ちているので、いらっしゃいませと云えませんで、申し訳なかったです。「うち段ボールだらけだよね」とにゃんしーさんに云ったら、段ボールで寝ろってことか、という非常な混乱を呼びました。そんなわけない。
 とまれ、佳い日でした。今年は創ることと作ることに集中したい。