薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

『ベロニカは死ぬことにした』

ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

 映画はだいぶどうしようもなかったです。良い俳優さんが出ているだけに痛々しい……。何か大きな事項を処理するのに、「本当のセックスをすればいいよ」というところに落ち着けるという点に落胆。その前に、よく分からないファンタジックな精神病院にも困ったし、落ちが見えている舞台設定にも困ったのですが……原作はたぶん、映画よりは良い筈……良い筈……。原作読もう……。

 ところで、脚本が筒井ともみだと知って、えっとこのひと知っているよね……と思ったら『センセイの鞄』の脚本の方でした。あちらはまあまあ……また観たいかな。監督は堀江慶

センセイの鞄 [DVD]

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センセイの鞄 (文春文庫)

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 この映画を観たのは先日で、筒井ともみさんって『落下する夕方』のひとだっけ? と思って8月8日は『落下する夕方』を観たのでした。こちらは合津直枝監督作品でしたね。