薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

恣意セシル×泉由良『ゆらし、』

 11月18日、日曜日に東京で開催されました文学フリマ(この記事を書いている本当の日付は12月9日です。随分前の日付で投稿していますね!)で、恣意セシル氏泉由良がふたりで制作したzine『ゆらし、』のことを書いて頂いた恣意セシル氏のblogも転載。思い入れて下さっているのを肌で感じ続けて、共同制作の相手にして頂いて嬉しかったです。

 以下引用よ!

今回は終わり逝く夏をテーマに、ふたりで詩と掌編、写真+詩を持ち寄りました。
写真+詩はお互いの写真をテーマに詩を書いたコラボレート作品となっています。

薄れゆく夏の名残をそっと口に含んで愛でるような、少しひやりとした感触の一冊になっているのではないかと思います。 私にとって夏はとても特別な季節で、それはたぶん由良さんもそう思っていて、そういう気持ちを、宝物を持ち寄り、一緒に仕舞うような思いで作りました。
今回は、ちょっとおこがましいかもしれませんが、それらをちょっとずつ皆様に分けるような気持ちで頒布したいと思います。

 パノラマ寓話|ゆらし、詳細

 こんな表紙でした(下記)。本を開いた状態だと、全体像が見えます。

 「ゆらし、vol.1」

 表紙写真の撮影はセシル氏。この不思議な感じは画像加工ではなくて多重露出(?)とかそういう風に撮られたそうです。私はカメラのことはよく分からないのですが、トイカメラってこんな風なこともあるのかと思うと憧れが募ります。フィルムのカメラはやってみたいけれど手を出せてないジャンルです。

 次の日付のところに頂いた感想を転載しますよ。


 ちなみに、奥付などの編集をちょっぽり手を出した泉由良は、ちゃっかりと「ゆらし、vol.1」と第1号なんですよという痕跡を印刷しました。vol.2があれば嬉しい、な、と思っています。願い事です。