NODA MAPの芝居を以前録画しておいたものを、繰り返しイヤフォンで聴いています。「愛しています」というところで涙ぐみます。現実世界の「愛してる」なんて理解出来ていないのにね。
それはそうと、『罪と罰』と幕末志士を絡めた筋書きなので、思想と罪、そして罰を考えます。「死んでもいい人間などと出会ったことがないからだ!」という科白に打たれます。
「新しい時代を金で買うというのか」
(中略)
「何故そんなに金を卑しめる?」
「お前の血管には金が流れているのか」
「血の代わりに金が流れるなら、俺はそれで良いと思っている。思想なんて高々それっぱなしのことじゃないか」
思想なんて高々それっぱなしのことじゃないか。