薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

囁きのマドンナ

 密かにとっても好きなファンになっている、菊池奏子さんのblogのなかの、10月2日の記事にずっと惹かれています。


 義弟は触れるとつやつやしていて嫩さを感じた。


 この、「嫩さ」という単語を知らずに辞書を引きました。読めない漢字はときになんとも艶めかしく、躰の芯が反応するようで。そんな単語をさらりと書いていらっしゃるとこにも惚れ惚れしています。

 菊池奏子さんとは新宿にて、ライヴイヴェント“最終兵器ポエム”で、ゲスト詩人をお願いしたことがありました。美しいピアノの旋律と囁きのマドンナに本当に溺れて、素晴らしかったです。今は国外にいらっしゃるらしく、私と家人が帰国する如く、菊池さんも帰っていらっしゃったら良いなと勝手に思っています。(いや、勝手過ぎる考えで申し訳ないです……)

 でも、外国のカルチャのなかでもポエトリーリディングをなさっているところも、興味もあるし尊敬しています。いや……でもピアノと囁き声に胸がいっぱいになるうえに詩も本当に、これは本物、と思うのです。

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