薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

『なむあひさんのエピタフ1』

 

なむあひさんのエピタフ1 (隙間社電書)

なむあひさんのエピタフ1 (隙間社電書)


 隙間社さんから発行されているkindle書籍で読みました。「俺」と名乗る主人公が家族想いで、お家にいる猫想いであたたかい人柄を感じるところが良かったです。「生きている言葉」と「死んでいる言葉」を見分けてしまうようになった回で、どの本の言葉も、死んでいる、死んでいる、死んでいる、死んでいる、と視えてしまうところは、生きた小説を書くべく生きているひとを感じました。そういうのが好きです。次巻も楽しみ。

 なむあひさんのエピタフは、通称なむタフ。おとそ(@o_otoso)がときどき描いている漫画はタフなま(タフ生)。朝までタフ人生。