沖縄戦から68年の慰霊の日。
私は右翼ではないが、単に唯々戦争は嫌いだ。戦争が嫌いというか、別に立派な精神としてそう考えているわけではなくて、殴ったら殴られるからだ。殺したら殺されるからだ。独り勝ちで終われるとは思えない。
殺人が犯罪であるのも同様に殺されない為に殺し合わない為に刑罰があるんだと思っていればそれで良い、という倫理を自分自身の内では保っていたが、高校生のときディベートで「何故ひとを殺してはいけないのか」について話し合ったとき、殺されない為にはひとを殺してはいけないと発言したあと、なんだか物凄いエゴイスティックな発言をした感を持った。何故だろう。今でも判らない。他の子たちはどう思ったのか、返答のようなものはあったのかどうかは、忘れている。
