薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

手紙

 死んだひとは歳を取れないというフレーズはよくあるけれど、きみはしょっちゅう私の夢に出てきてくれるし笑ってるし、夢でお互いやっぱ制服を着ているし、むしろ歳を取れなくなったのは私なんじゃないのって思ったりします。だからその分私の記憶にきみをずっと抱いて、一緒に歳取らしちゃうからね。

 同級生はみんな元気だし子どもがふたり以上もいる子もいるよん。ていうか私が結婚したこととかも超嘘みたいだし、まあ、私は相変わらずふわふわしています。でもあんまりここに書くと私以外のひとがきみのこと思い出して、どーんと落ち込んだりしたら可哀想だから、あんまり書かないんだけど。まあこれ私のblogだし。

 お誕生日おめでとう。命日も忘れないけどお誕生日も同じくらい重く忘れないから、私のなかにきみを引きずっておくから、ちゃんと魂のアラサーになりなさいね、かっこ笑い。かき氷また食べよーね。