薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

京都(vol.1)

 P嬢が京都に帰省しているというので、京都駅まで行って、choma嬢と3人で珈琲をのみました。……と云うと幾ばくかの嘘が含まれていて、早朝覚醒の後お蒲団に座ったままで眠りこけたわたしは遅刻しました……ごめんなさいすみません。ふたりとも15時がぎりぎり居られるぐらいの予定、とのことで、焦りながら京都駅とポルタを猛ダッシュして(わたしって走れるんだ!)なんとか辿り着きました。おふたりとも、変わらず可愛い美人さんでした。あたまに軽くひらひらっぽい白いレースのコサージュが付いたコンコルドで前髪を留めていたわたしに、先ずその点を突っ込むP氏。「パーティ?」「えっ」「パーティやん」「え……あはは」「ていうか毎日がパーティ?(容赦なく突っ込むP氏」「ていうかあたまがパーティ(自分で宣言するわたくし)」

 ……あたまがパーティってどうなんでしょう。

 慌ただしく(わたしの所為だ!)30分ほど喋り、にゃんしーさんの「放課後パレット」を進呈して(choma嬢が撮ってくれた写真が収録されているので、その縁などで)、また関西帰ってきたら声かけてね、と云ってお別れしました。Pさんってよく考えると小学校の5年生のときに同じクラスになったひとで、なんかもう、時の流れが身を流せ、というしみぢみ具合です。choma嬢とP氏とは中学高校の英語の塾も一緒でした。わたしはたぶん、色んな点でとろくて、あまり気付かない性格で、そのうえ遅刻野郎な上にあたまはパーティなのに、なんだかもう、ありがとうと泣きながら云いたいですまったくまったく。京都と大阪は離れてしまっているけれど、そして職場は関東であるPさんなのですが、また逢いたいなあ。また逢って下さい。30分の逢瀬のために猛ダッシュしてJRに飛び乗ってきたのは、全然無駄じゃなかった。

 ○

 お別れしたあと、ポルタとcubeと京都タワービル、新しく出来たヨドバシカメラなどをぶらぶらしてから帰宅しました。京都は適度に空いていて、居心地が良かったです。梅田にゆくと、ひとにぶつからないようにしか考えられなくなってしまうし。しかしヨドバシカメラでは、出口を見失ってぐるぐるしました。


放課後パレット(CD付)

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