薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

NO NUKESの看板が出来ていた

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 気付いたら家の近くのビルにこんな看板が設置されていました。とっても大きいんです。NO NUKES. 横の動物の絵がよく分からない……けれど、なんで台湾がこんな大きな看板で『原子力を失くそう』って云っているのに、それって対象は福島県とか日本の原子力発電所でしょう、やっぱり。なんで台湾が看板貼ってくれるの。親切過ぎるじゃないかよ。それもデモに行きましょうとか何度も公式リツイートしたり叫んだりしているんじゃなくて、ふと見上げたら看板があった。驚いたし、すごいことだと思いました。日本に届けよと思いました。私は反原発派です。

 ……反原発っていうか、豊かさの指標みたいなものがよく分からなくて、経済的に成長するということの意味が分からなくて、生活の上昇志向ってきりがなくて何処までいけば満足出来るっていうボーダーラインがあるのだろうか、とよく分からない。次はこうしよう、あれを買おう、ってなってゆくなら、そんなにどんどん上を向かなくても良くない? みたいな気持ちが、あります。本当に、それってしたくてやってることなの? って問いそうになってしまったり。
一定の恵まれた育ちをしているからそんな考えになっているのかも知れないけれど、でも他人に「死ね」みたいなことを平気で云える人間がいる国はどれだけ経済成長したってカスだと思うし、実際いるっぽいから、惨たらしい話だ。

 なんか、この看板、企業の名前とか党派とか何もなくて、とても自然に掲げてあるのが、泣ける。