薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

20240428

 正午頃「きそ」が苫小牧港に着いて、とうとう来てしまいました3度めの北海道。以前だったら京阪神から出るだけで体力の死を迎えていたのですが、Cさんと同行すれば様々な場所に行き過ぎではないか? というギャップが凄い。恐怖も凄い。……大丈夫、私はこの旅で、ネット上で長らく尊敬し申し上げるご夫婦(とねこさんたち!)とお逢いして、だから不安は無いのです。

 苫小牧から札幌へのあいだ、全曲シャッフルにしたiPhoneからカーラヂヲのBluetoothへ飛ばした音楽のなかに、ちゃっかりと森田童子が入っていました。シャッフルシステムというものは、空気を読んでしまうものなのでしょうか!? その広い広い、何処までも真っ直ぐに伸びる片側四車線の苫小牧の曇天の下の道路に、それは何故かとても似合うのでした。牛小屋があったり、サイロがあったりしてはしゃいでしまう。

 札幌市に入ると、かなり都市だなという印象が上がって、森田童子の出番は無くなりましたが、小松未歩の少し繊細な歌を流しながら、昼食場所と予約しているホテルを探しました。

 昼食をいた抱いたのは「トナリハジンジャ」という、神社の隣の釜飯屋さん。釜飯と立てる抹茶が得意料理のようです。私は最近、温かいのみものをのみたくなかったので、抹茶ハイとピンクグレープフルーツのジュースにしました。スタッフさんが初心者まークを胸につけていらっしゃったので、(がんばれ、大丈夫だから……)と心のなかで云いました。私は飲食のアルバイトはしたことが無いので、本当に偉いと思います。