薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

お出掛けと冬の下着なんぞのこと

 一先ずの路上ライヴの区切りを終えたCさんが帰宅してから、ふたりで新しく出来たお店と郵便局とへゆきました。ゆうゆう窓口のひとは少々面倒くさそうな素振りをすると思ったけれどわたしの勘違い及び自意識過剰のような何かのためかも知れません。震災の被害への募金になる100円で販売している80円切手(つまりたぶん20円分の募金になるのでしょう)を貼りました。鳩とハートの可愛い柄だったので、それは前に購入したのです。あっなんだか、ハトとハートとか云うと恥ずかしい。恥ずかしいぞ。いやいやそれは自意識過剰だから。いや……わたしは今恥ずかしいか寒いかの割と究極な二者択一を迫られている気がする。どうでも良いけれど。

 お店は、100円均一と、安いお洋服が大量にあるお店が開店したフロアにいったのです。ブラが安くて良いなあと思いましたがカップサイズの表記がアバウトな感じなのでちょっと購入には一考を要する。AとかCとかそういうのじゃなくて、MとかLとかで記されているので分からないよぅ。そう云えば、お靴さんも子どもの頃は22cmというような大きさの基準だったのに、最近店頭で見ているとSとかMとかいう表記なので困ります。22cmって書いて下さらないかなあ。

 というわけでブラが安かった(500円からあった!)のですが、冬向けの下着も安く充実していたので寒くなったら購入を前向きに検討したいです。毛糸のぱんつとか、腹巻き(懐炉を入れるポッケが付いてたりする)とかが可愛い模様で売られていて、可愛いグッズになっている今の世の中は良いことですねと思いました。幼稚園のときや小学校の頃は同級生たちが「スリップが一番イケている。シュミーズはちょっとダサい。暖かい長袖シャツなんて御法度」みたいなことを話し合ったりしていたので、「××ちゃんは股引穿いてる」というだけで話題になって少々その子は恥をかかされたりしていたので、たぶん腹巻きとかあり得なかったんじゃないかな。わたしも長袖シャツを着たくないと我が侭を云った記憶があります。プリチィな腹巻きを堂々と売っている時代が来るなんて予想がついただろうか、あの頃! そう云えば、京都に居た頃近くに住んでいた小学生の女の子は「寒いからケーパン穿いてるねん」と云っていて、「毛糸のぱんつ」よりもなかなかに聴き心地良く改良されたものだなあと感じました。