薄荷塔ニッキ

飛び石を渉れない。

Entries from 2011-01-01 to 1 year

風邪と文学フリマ

風邪のような何らかで寝込んでいました。5日くらい寝込んでいて目が覚めると文学フリマへの無料頒布ペーパの入荷締切に間に合わないことになりました。ごめんなさいごめんなさい。各々の方にはこの後メールで陳謝致します。すみません。 そんな文学フリマ、…

2011.10.17

風の由良三郎

おそがい夢をいっぱいみた後、15時頃起き上がって活動開始。風邪治ったっぴ、という自己暗示をかけました。でも色々とやっぱり風邪じみているので、PL(総合感冒薬)をのみました。PLは粉薬です。不味いことこの上ないです。かおをひん曲げてのみます。わた…

風邪・電離・遊離・融解・解答・透析

風邪をひいています。ずっと昏々と眠っていました。今回の風邪は長い。変梃な咳がずっと出ることと、webのニュースをチラ見したら「マイコプラズマ肺炎患者急上昇」という記事を見てしまったので、ビビって聴診を受けにいきました。たぶん変なぜいぜい呼吸雑…

恣意セシル短篇集『ハルシオン』感想

来る次回の文学フリマは11月3日です。サークル名『35℃』で参加される恣意セシルさんに、前回の文フリで購入致しました短篇集『ハルシオン』の感想をお送りさせて頂いたので、ここでも一部公開します。セシル氏の『35℃』、当日是非どうぞ。新刊もあるそうです…

マインドマップにチャレンヂ

「なんでそんな幼稚園のときの糊を使っているの、それ澱粉糊でしょう」とCさんがわたしの机を見て突っ込みを入れ、「アラビックヤマト糊みたいな液体糊は、」と続けたところで「アラビックヤマトもあるよ」とそのものを差し出したら、なんだかもういいよ、…

現代的な幻聴

メール着信の知らせが聞こえる気がする空耳ってあるよね、なんだろうねあれ、あとチャットが飛んできたのかな、と思ったら何もなかったりするの、全部空耳なのかなあ、なんだか現代人の空耳だよね、幻聴っていうかソラミミでいいよね、なんていうかIT時代の…

晩餐会のトランプ

有りがちな逡巡と疑問符/五線紙を灼くセンシティヴ/サディスティックディスカッション/三角錐とミサンガ/ほんとうに当人達は知らぬを決め込むランプ/日陰に落とすトランプ/残骸遺す火山灰/晩餐会の散会後、/ この子はもう、返しません。 -----キリト…

蜘蛛の足

辞書を引く機会が増えています。デスクの左にある、実際の書籍である辞書(主に旺文社と三省堂が多いな)のですが、Macのデフォルトで『辞書』っていうアプリケーションが入っているのですから、しゃくしゃく使ってしまうではないですか、そうではないですか…

馬場めぐみ氏の短歌

朝日新聞夕刊に、馬場めぐみちゃんの短歌が載っていると教えて貰ったのですが、当家は新聞を取っていなーい。実家(実家が購読しているのは朝日新聞と日経です)に電話して、「ねえ載ってない? 載ってないー? 馬場めぐみちゃん載ってないー?」と訴えてみ…

高野文子「絶対安全剃刀」

絶対安全剃刀―高野文子作品集作者: 高野文子出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1982/01/14メディア: 単行本購入: 27人 クリック: 142回この商品を含むブログ (127件) を見る 超の字が付くほど漫画を読むのが苦手なのですが、楽しく読みました。名作だ……名作だ……

お出掛けと冬の下着なんぞのこと

一先ずの路上ライヴの区切りを終えたCさんが帰宅してから、ふたりで新しく出来たお店と郵便局とへゆきました。ゆうゆう窓口のひとは少々面倒くさそうな素振りをすると思ったけれどわたしの勘違い及び自意識過剰のような何かのためかも知れません。震災の被…

メテオールと住所不定無職

エーテルワイズアーティスト: メテオール,コジマケン(まんが)出版社/メーカー: オフィス・ガナゴナ発売日: 2002/12/24メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る とっても楽しいCD、予想以上に楽しくてぴっくりしました。びっくりゃしま…

高木いくの『やわらぎ』

やわらぎアーティスト: 高木いくの,高木郁乃出版社/メーカー: イクノフネット発売日: 2010/09/16メディア: CD購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (2件) を見る あのJungle Smileのヴォーカルだった高木郁乃氏のソロアルバム。iTunes storeでポチ…

石膏像を購入しました

題名は、真っ赤な嘘です。帰宅したCさんは部屋の真ん中に背の高く細い段ボールが置かれていて、「銅像を買ったの、」とわたしが云ったので真っ青になるような嘘でした。中身は真実は印刷機のトナーです。過剰包装じゃあないか、これ、と思うほどの長細い梱…

怠惰にならないために僕へ

単純に、怠惰な自分を変えたいです。怠け者は嫌いじゃないけれど、自分を持っていない怠け者は嫌いだ。なんか大風呂敷広げているようですがどうでもいいことですが。 *** 28日水曜日は女子プロ野球を観に、尼崎へゆきました。はてなダイアリに書けずに飛ばし…

苦肉の策で咲くや朔月作品展

※日付を調整して変えてしまった為に、はてなスター(というかここでは、ムーン)が消えることになってしまいました。押して下さった方、ごめんなさいすみません。多謝。

短歌研究10月号

短歌研究 2011年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 短歌研究社発売日: 2011/09/21メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 馬場めぐみ氏の受賞後第一作を読むために。泣いてしまった。本屋で目を通した時点でもう涙ぐんでいたので、周…

図書館譚譚

祝日。秋分の日。 図書館で12冊ほど借りる。色々と楽しい。特に児童書の棚が楽しい。小学生のときに図書室のなかで借りるものを定めるときの楽しくてたまらない気持ちを思い出す。が、児童書はほぼその題名は憶えているが作者名までははっきりした記憶が無い…

『Vending Machines』

わたしの青春の(青春は今も続行中です)元町二十四軒氏の写真が掲載されている本を、元町さんがダイアリ(id:motomachi24)で紹介されていました。 Vending Machines: Coined Consumerism作者: Christopher D. Salyers出版社/メーカー: Mark Batty Publishe…

天保山なりデイトなり

大学の後輩の耶子ちゃんと天保山にゆきました。後輩とは云っても今年は立派に仕事をしています。先輩と呼びたいぞ。耶子ちゃんは何度か書いていますが、塩顔(醤油顔より薄いらしい)で儚げな風体をした少女のくせにガッツあるカメラガールなのですが、駅で…

処女作以前

にゃんと。にゃにゃにゃんと。「夏の前」という小説(知るひとぞ知る)がわたしの処女作だと思い込んでいたのですが、中学1年生くらいのときに図書部員の発行していた薄い冊子に書いた短篇がひょっこり出てきました。わー。あなたを書いたことなんて忘れて…

「コールドスリープ」

元々は、小倉拓也氏の第一詩集の制作、いやえっとその前に作った詩誌「Ps & Qs」のなかで、引用として出逢ったのが小川三郎氏の詩の一節でした。文学フリマに初めて参上したとき、小倉拓也氏に紹介して頂いてご本人にお逢いして、それから詩集を頂いたりもし…

「一枚だけ下さい」

--My Sample Book-- この町に越してきてから、おそらく二年ほどになる。「街」という表記よりは「町」である。「町」には、最初は参った気分にさせられた。私は前は割合に様々な便の良い場所に家を借りていたので、この、スーパーマーケットが一軒ある他はや…

BooksDANTALIONさん

そんなわけで「をとめとかげ」の追加依頼を頂きまして、納品して参りました。web shopの方ではまだお手元にゆくようにはならないのかな? 店長さんお疲れ気味のようでしたが、よろしゅうに……。他に、「zine-tonic vol.1」と「zine-tonic vol.2」、「青い絵を…

短歌研究9月号

第54回短歌研究新人賞を受賞された馬場めぐみ氏に、「まだ『短歌研究』買えなくて。ごめんね」と云ったら送ってきて下さいました。感謝、感謝、感謝……。短歌の世界をまったく知らない自分の浅さをよくよく思い至りました。 馬場めぐみ氏の歌は「をとめとかげ…

アナログログログその2

本当はこの題名のように文房具のことを書こうとしていたのに、前回は辞典のことをメモしていたら、なんだか長くなってしまったのでした。 土曜……というか日曜の明け方か、そのとき原稿用紙を出してきて依頼を頂戴していました小説を書いたのです。10枚まで、…

「夏の光の中で」と「六月の子守唄」

「夏の光の中で」 彼女の、誰の? 誰かの、私の? その夏は、こんな夏なのです。以下Youtubeで見つけたのでリンク。実家のLPから、音源を取り込むこととか、出来ないのだろうか、聴きたい、聴きたい。 この歌の完成度、というのか、歌声がうるうるとたたえて…

和歌と植物と彼女

本日は少々晴れていました。5時に起きてお風呂に入って8時頃もう一度横になって、9時半に起きました。雑務を済ませ、おそうめんを茹でてCさんと食べました。つゆもだしもなかったのですが、牛肉のしぐれ煮の真空パックの頂きものがありまして、おそうめんに…

Cさん西京極へゆく

Cさんは野球が好きです。わたしは野球に全く関心がありません。どれくらい関心がないかというと、野球の話をするくらいならバンバラ語の文法の活用形を勉強する方が愉しいと思うくらいありません。バンバラ語を貶しているわけではありませんよ。 Cさんは広…